絹糸ペンダント♪ ~ 完成までのアレコレとお知らせ ~

前回の記事で、草木染めで染めた絹糸を用いて、制作を始めたけれど、

どうにもこうにも石包みが出来ない><

 

 

既に染めた状態で購入した絹糸では問題なく作れたのに。

どうして? どうして? と、

色々考えてみた結果・・・

 

 

自分で染めた糸は、すっごく柔らかい!

 

 

ということに気づいた!

というところまででしたので、今日は、その続きから。

 

 

 

ワックスコードは、その名のとおり、ロウが引いてあるので、

感触は、ちょっとベトベトしていて、結ぶと、そこで固定される感じなのですが、

自分で染めた絹糸は、サラっとしていて感触は良いのですが、

特に負荷が掛かる箇所は、すぐ緩んでしまうのです。

 

 

 

ロウを引いても、少しは改善されたのですが、

もう少し、『コシ』があった方が、結びやすそうなのです。

何か良い方法はないのかアレコレ思案してみました!

 

 

 

そうだ!糊付けしたら良いんじゃない?

 

 

 

と、思いついたので、早速、チャレンジしようとしたのが、

家にあった『キーピング』。

 

 

 

レースのカーテンを洗った後、糊付けするのに、使っていたのですが、

なんと!既に販売中止に・・・

 

 

 

またもや、なんで?なんで?と調べてみたら、

販売中止の理由は、ハッキリ書いてなかったのですが、

もしかしたら、発がん性がある原料を使用していたのが原因かも知れません。

 

 

う~っ、今まで散々使ってしまったよ~><

 

 

そんな可能性があるものは、使えないという事で、

じゃ~、何を使えば良いんだろう?

と、またアレコレ調べてみました!

 

 

 

直接肌に触れるものなので、本当は、天然の原料の方が良いのですが、

天然の原料だと、でんぷんなど、長期保存すると、

カビが生えてしまうものが多くって・・・

 

 

仕方なく、合成糊を使う事に。

ワイシャツなど、直接肌に触れるものに使えるものなので、

大丈夫だとは、思うのですが、

なるべく濃度は薄くしたいな~と。

 

 

 

ここでまた、いくつかの濃度で処理をして、比較してみることにしました。

 

 

濃いと、パリパリし過ぎちゃうし、薄いと、糊付けしたのか分からない感じに・・・

そして、見た目の仕上がりだけではなく、

実際に結んでみて、石包みが出来る濃度を確認したりして、

ようやく、結ぶのにちょうど良い濃度が決まりました。

(実験好きな私には、楽しい時間でした!)

 

 

 

タッセル部分は、しなやかに仕上げたかったので、もう少し薄い濃度で、

糊付けすることにしました。

 

 

ようやく、いざ制作に!

と言いたいところですが、

これからもう一仕事ありまして・・・

 

 

絹糸の太さが、ちょっと細いのです。

太くするために、縒ってある糸を一度、全部解いて、

ちょうど良い太さになるように、縒り直しています。

 

 

一番長いもので、3.6m(半分に折るので、仕上がりは1.8mです)あるので、

解くときに、絡まりやすいので、一番嫌いな工程かも・・・

 

 

ひとつのペンダントを制作するのに、20本以上の糸を使用するので、

その工程だけでも、かなりの時間が掛かってしまいます。

 

 

 

絹糸ペンダント マクラメペンダント
絹糸ペンダント マクラメペンダント

 

 

 

 

そんな長い工程を経て、ようやく完成したのが、

こちらのアイリスクォーツのペンダントです。

 

 

 

前回の記事で、久しぶりにShopに・・・

と記載したところなのですが、急遽イベントに参加させて頂けることになり、

直接ご覧頂ける機会を設けることが出来ました!

 

 

 

 

第2回 雑貨・アクセサリー販売イベント

『天使のハンドメイド』~Angels Handmade~

 

 

【開催日時】

2023年9月17日(日)12:00~18:00

 

 

【場所】

〒170-0013

東京都豊島区東池袋1-20-10

としま区民センター 7F 701~703会議室

 

 

【アクセス】

JR他各線「池袋駅」(東口)より徒歩7分

https://toshima-civic-center.jp/access/

 

 

【主な取扱商品】

天然石・アクセサリー

ファッション

インテリア・雑貨

アート、写真、ステーショナリー等

 

 

 

ワークショップを開催される出展者さまもいらっしゃるので、

是非、楽しんで頂けたら嬉しいです♪